オーディエンス データを更新して広告を更新する

カスタム オーディエンスを作成するときに、カスタム オーディエンス メタデータの一部またはすべてを指定できます。この情報は、CustomAudience オブジェクトの作成時に直接渡すことができます。CustomAudience.Builder は、メタデータを提供および更新できる dailyUpdateUri フィールドもサポートしています。プラットフォームは、24 時間ごとにバックグラウンド ジョブを実行して dailyUpdateUri から更新されたメタデータを取得します。カスタム オーディエンスにオークションに参加するために必要な AdData がまだない場合は、4 時間ごとに実行します。プラットフォームは、次のカスタム オーディエンス メタデータを更新できます。

  • ユーザー入札シグナル
  • 信頼できる入札データ
  • AdData 個のリスト

このメタデータを更新するために、カスタム オーディエンスで定義されている dailyUpdateUri に対して毎日のバックグラウンド更新プロセスでクエリが行われ、JSON レスポンスが返される場合があります。

  • JSON レスポンスには、更新が必要なサポートされているメタデータ フィールドが含まれている場合があります。
  • 各 JSON フィールドは個別に検証されます。クライアントはレスポンス内の特定のフィールドを更新しない、不適切な形式のフィールドを無視します。
  • 空の HTTP レスポンスまたは空の JSON オブジェクト「{}」では、メタデータは更新されません。
  • レスポンス メッセージのサイズは 10 KB を上限とする必要があります。
  • HTTPS を使用するには、すべての URI が必要です。
  • trusted_bidding_uri は、購入者と同じ ETLD+1 を共有する必要があります。

例: バックグラウンドでの日次更新の JSON レスポンス

{
    "user_bidding_signals" : { ... },  // Valid JSON object
    "trusted_bidding_data" : {
        "trusted_bidding_uri" : "example-dsp1-key-value-service.com",
        "trusted_bidding_keys" : [ "campaign123", "campaign456", ... ]
    },
    "ads" : [
        {
            "render_uri" : "www.example-dsp1.com/.../campaign123.html",
            "metadata" : { ... }  // Valid JSON object
        },
        {
            "render_uri" : "www.example-dsp1.com/.../campaign456.html",
            "metadata" : { ... }  // Valid JSON object
        },
        ...
    ]
}

レスポンスに含まれる可能性があるデータの例については、こちらのモック サーバー定義をご覧ください。